こんな装幀家がいた(三)またまた、内間安(王星)あんせい!
2013-02-04


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古本の山を崩していたら、またまた出てきてしまった。歳月のためカバーは傷んでいたが、色鮮やかさは失われていなかった。

装幀者の名前があるかと見るとまたまた内間安(王星)あんせい。前に紹介した二作品より年代的に古いので、まだまだ具象的な作風が色濃く残っている。

氏の足跡の一端を知る上で貴重だし、もう誰もこんな本を持っていないだろうし、こんな場所で、わざわざ紹介する人もいないと思うので取りあげた。


† 墓場への闖入者


 ウイリアム・フォークナー/著 加島祥造/訳

 装幀/内間安(王星)あんせい

        ↑王偏に旁が星の字がない

 早川書房●

 ●昭和26年6月10日初版発行●四六判(125×185ミリ)仏装・カバー 267頁 75円  


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