前に一度、好きでもない青山二郎の本を云々したことがあるが、この本の単純、明快さには参った。表紙は金押しで一文字。背を見なければ”いしぶみ”とは読めまい。
青山二郎の仕事を紹介する本はいろいろ出ているのに、この装幀本が登場して来なかったのは実に不可思議千万。で、取り敢えずスキャン!
某店の均一本だから箱がなかったのは仕方がない。如何なる装幀なんでしょうかね。もしかして箱はがっかりということもあり得るが、次の出会いを期待しよう。
中山義秀/著
青山二郎/装幀
創元社●
昭和14年7月29日発行●四六判 421頁 1円80銭
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