転がり出てきた懐かしい加藤周一の本『読書術』
2014-12-14


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 蔵書を整理していたら、カッパの本が出てきた。きれいなカバーの本だったので、装幀者は誰だろうと、カバー袖を見ると、何とかの有名な「亀倉雄策」先生でした。

 いったい、いつ、どこで、何のために買った本なのか、皆目覚えていない。今と違って、装幀に惹かれて買った本でないことは確かだ。人間七十年近く生きてくると、段ボールの中から忘れ物のようにお宝も出てくるものだと、ひとりで感心をした。

 この本、拾い読みをしてから処分するにしても、忘れ去られるには勿体ないブックデザインなので、スキャンしてみた。


† 頭の回転をよくする 読書術


 加藤周一/著  

 亀倉雄策/カバーデザイン 金森 馨/本文イラスト

 光文社●カッパ・ブックス

 昭和37年10月25日初版発行●新書判 217頁 200円  


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